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梱包物の正確・迅速なパレットへの積み込み(パレタイジング)

梱包済みの段ボールなどをパレットに積載するパレタイジング。従来のパレタイジングは人がおこなうのが一般的でしたが、従業員の負担が大きいことが難点でした。

重量物にも対応しているパレタイジングをおこなう協働ロボットを導入すれば、従業員の負担を減らすだけでなく、作業時間の短縮も実現できます。パレタイジングの際に懸念される怪我のリスクも減らすことができるため、より安全な労働環境を作り出すことができるでしょう。

ICS SAKABEでは、パレタイジングをおこなう協働ロボットの導入をサポート致します。実際に協働ロボットがパレタイジングをしている動画は以下をご覧ください。

協働ロボットを導入すれば、同形状の対象物の正確・迅速なパレットへの積み込みが可能

パレタイジングをおこなう協働ロボットは、対象物をきれいに積み上げ、輸送のためにフォークリフトに載せられる状態にします。協働ロボットは人間のように疲れることがないのにくわえ、24時間稼働ができる点が魅力です。生産性が高まることもあり、今後より多くの現場で導入されることが予想されます。

パレタイジングロボットを導入する際には、まず機械のセッティングが必要です。パレットへ積み込むものの形状や重さに対応した、最適なシステムの構築をおこないます。システム構築が完了し、実際に稼働し始めてからもロボットハンド等は定期的なメンテナンスを実施することで、ダウンタイムを減らし、生産性を高めることが可能です。

協働ロボットを活用すれば、事例動画のように迅速かつ正確なパレットへの積み込みが可能になり、重量物運搬作業の負担が軽減されます。

正確なパレタイジングを行うためのチューニングのポイント

パレタイジングをおこなう協働ロボットを導入する際には、設置場所・処理能力・ハンドの種類を考慮するようにしましょう。事前にしっかりと想定をおこなわないと、想定したパフォーマンスを出せない可能性があります。

協働ロボットの導入をする際には、まずは設置スペースを考慮しましょう。協働ロボットは、動画のように比較的サイズが大きいものから、狭いスペースに設置できるものまで種類が豊富です。設置スペースは協働ロボットの大きさにくわえて、アームの可動域まで考慮する必要があります。

設置場所を想定したら、協働ロボットの処理能力を想定しましょう。処理能力が高ければ、短い時間で多くのものをパレットに積むことが可能です。処理性能は高ければ高いほどよいわけではありません。自社が達成したい時間や作業内容を考慮し、処理能力を決めることが重要です。

ハンドの種類は、対象物に合うものを選ぶ必要があります。グリップ力や摩擦力などを考慮し、対象物を壊さないものを選びましょう。ハンドの種類には、指部分で対象物を掴むタイプや、真空パッドや磁力パッドで対象物を吸着させるタイプなどがあります。

パレタイジングをおこなう協働ロボットを導入する際には、最適なシステム構成を構築する手法や、導入コストが適切かどうか、導入後のサポートが充実しているかも要チェックです。ICS SAKABEではお客様のご希望を聞いたうえで、フィットする商品やシステム構成を提案致しますので、気軽にご相談くださいませ。

協働ロボットがパレタイジングでできること

パレタイジングの協働ロボットは、さまざまな会社で導入されています。協働ロボットと合わせてビジョンシステムを導入することで、異なるパレットパターンを理解したうえで積み上げたり、混載された荷物のパレタイジングを行ったりすることが可能です。

また、最近では、AIを組み合わせて周囲との衝突を回避したり、複雑な対象物の混載も可能な製品もあります。、また、紙袋やポリエチレン袋など変形するもののパレタイジングも可能であり、複雑な模様の識別も可能です。

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